独自性と差別化で収入アップ

勤め人

勤め人であっても、他に人と同じ事をしていては現状は変えられない。この内容は良く聞く話ですが、本当に理解されている方が意外と少ない。ここで改めてお伝え出来ればと思います。

取引先の方で、当時、取引先の自動車会社のフィリピンの工場の生産に従事されていた。その方は、芸能界の道を諦め、同業界へ就職したが、あまりパッとせずやる気が無かった時期にヨーロッパの出張の機会が与えられた。その経験から海外案件に携わりたいとの意思を固め、どのようにしたら海外赴任の道が開けるかと模索したとの事。

当時、英語が優れて居たわけでもなく、到底その道が開けるものではなかった。そこで、各国の生産会社の状況を調べるため、同僚を通じて、データを集め、提案書を作成し、海外部門のトップに直談判し。その提案内容はとるに足らなかったが、「こいつ何か知らないけど、面白い奴」と言われた。

その後、その海外部門のトップの目にとまった事もあり、声がかかり、フィリピン駐在を獲得した。私は、国内営業からフィリピン出張で初めてあったのだが、手帳のメモは英語の走り書きだった。英語に対する拘りであった。その後その方の帰国後、再会した時の話であるが、TOEICのスコアが駐在前の450点が帰国後は760点だった。人がやらない事、報酬に直結しない事に時間と労力をかけ、見事、キャリアプランを実践に移した例である。

これが独自性と差別化である。

単に上司のご機嫌とりのごますりマンではこのキャリアアップの実現はなかっただろう。言われた事だけやっていればいいという勤め人は多い。これもいろんな層がいて、
例えば、メールひとつとっても

  • 受けた質問メールを転送するだけで回答をとらない、督促もしない。私の仕事はメールの転送。

  • 転送して、回答はとる人

  • その質問メールを主旨を理解し、回答期日に間に合うように工夫をしてメールを送る人。他の案件と優先順位をつける、自分の存在価値を付与して依頼するなど。メールのお題、件名等工夫するなど。

これでは、いつまで経っても「その他一同」から抜けられない。このような日常業務の他に先ほどの例のように

他に人がやらない事で勇気を持って、アプローチが必要。

タイミングも重要ですが、トライ・アンド・エラーして自分のPDCAを回さないないと何も変化は起こらない。

海外駐在の切符を手にすることで、サラリーマン和僑の道が開かれる。それは、経済的自由への道が開かれる。

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