新しきは首を突っ込む

勤め人

ジェネラリスト(総合職)で収入を上げる事を望むなら、通常業務以外でプロジェクト案件があれば、積極的に参画する事をオススメします。

1.他部門の思考回路を把握する

 視点の違う部門のスタッフと共同作業で知見が増えて、現状の仕事を俯瞰する事が出来る。チームのブラックボックス化されている問題も把握出来る。潜在する問題を健在し、対策が打てる。

2.ジェネラリスト力を強化出来る

 営業、企画(事業、商品)、管理、財務・経理での部門間異動の機会を与えられる中で、他部門がどのような視点、意識、動機で業務を進めるかが読み解ければ、部門が変わっても生かせる。スタートダッシュ早く効かせる事が出来れば、ゴールへの道筋も最短化図れる。つまり、実績を上げるのに近道となる。

3.副業、独立後知見が生かせる

未知の分野への理解度を高めるため、自分の経験以外の勉強、学習をする事になり、その枠を広げる事で会社経営に近づく事になる。経営者はどのように数字を読み解き、業績を上げるための対策を考えるようになる。俯瞰する力が養われる。

例えば、スポーツ選手だが控えの補欠選手だったとしよう。試合が佳境に入り選手交代の出番になった時に「まだ、準備不足で脚力足りないのでスクワットしているので次回の試合から出ます。」という選手はいない。チャンスが到来した時に万全の準備がされていれば、即結果が出せる可能性が上がる。また、結果が出せなくでも、実践を積む事で課題、改善点が見つかるかも知れない。その試合が現役最後の試合であれば、結果はどうであれ、晴れ晴れした達成感が得られるかも知れない。

私の場合では、シンガポール販売会社のERPをグローバルで導入する事になった。それ以前では、日本は独自の設計のERPを使用しておち、当然与えられたシステムで国内営業の時は一作業者であった。現地は会計のソフトしか導入されておらず、双方で差があった。ERPの概念すら知らなかった。導入業者、ERP導入、例えば、システムコード設計から再検討を実施した。そのパッケージはその後東南アジアのモデル展開された。また、駐在員事務所から現地法人化された時も予算上、パッケージERPを導入出来なかったため、表計算ソフトで対応をする事になった。過去に学習した知見が生かされ、仕組みをつくる事が出来た。ここで学んだERPの知識はどこでも生かす事が出来ると考えた。その後、海外販売会社の社長の要職に就いても、スタートダッシュが図れた。

まとめ

・新しいプロジェクト、企画にはビジネスキャリアの幅を広げるため、積極的に参画する。

・それは、機会(チャンス)を生かす事であり、そのために十分に準備しておく。

タイトルとURLをコピーしました