ビジネススキルを上げるには、差別化を意識する。
会社に入れば、配属され業務が与えれるが、その業務をしているだけでは差別化は図れない。プラスαを身につける必要があるが、そこにフォーカスを当てないとキャリア形成は出来ない。資格取得も必要であるが、それ以前にその道のプロ、すなわち専門分野に明るくなる事だ。同じ部門で同じ仕事している人よりも知識がある事が望まれる。そのためには、ひとつの案件を彫り下げる事である。そこから得られる知識を十二分に吸収する事である。そのために必要な事を4つ挙げる。
1.なぜを繰り返す
導かれた結論、答えが、なぜ、そうななったのか?を突き詰める。そこに理由があるはずである。その理由が明確に答えられなければ、話にならない。そこにはデータの裏づけも必要となり、もっとに踏み込んだ情報を収集する事になる。さらにその情報で確実に説明つくかを考える。それらを繰り返し、深掘りされていく。
2.真相真意を意識する
これが出来ていないと適正欠如となり、結論の確度に疑念があった場合、嘘の内容、虚偽の報告もしくは、うわべだけで中身がないと判断されてしまう。
3.結論ありきのバイアスがないか確認する
思い込みの結論になっていないか、それが自分勝手の思い込みになっていないか、出た結論に対し、客観性を持って説明出来なれば、バイアスがかかっておりただの思い込みの可能性がある。
4.自己完結領域を広げる
業務は知識を増やせば、増やす程、自己完結出来る状況になってくる。他人に依存する領域が多いと作業効率が落ちてしまう。生産性も悪くなる。深掘りがされていれば、上司への説明責任も果たせる。
マニュアルをしっかり覚え、その通り対応したところで、変化球が来たら対応出来ない、となる。これではプロとは言えない。その道のプロになるとは習得する事である。これが最低ラインとなる。業績表彰を受ける人は運もあるが、このスキルの持ち主である。ここ対策がなされていないと転職も上手くいかず、ビジネススキルも上がらず、社畜のままと抜け出せなくなる。
私自身、営業をしていた頃は人と話すには得意でなかった。大学では理系であったこともあり技術の部分を強化し、商品への理論武装する事で他の人との差別化を図るための最初スタートであった。そこの深掘りを徹底することで業務へのとりくむ考え方の軸が固まり、キャリアアップの基礎となった。