業務の姿勢について、簡単には考えていけない。と言う話です。
例えば、倉庫にいってこういった書類を探して持ってきてと依頼を受け、実際に行ってなかった場合、『探したけど、ありませんでした。』と報告を受ける。
自分で探しに行くと出てきたりする。
本当に探したのかと疑問が残る。そもそも指示が悪いとかもあるかもしれないが、
〇○さんなら見つけて持ってくると言う結果を期待している側、
一通り探したけど見つからなかったという側、
双方の意見があると思うが、期待されて依頼されたのだから、最善を尽くし、探し出して持ってくるべきと思います。
- 期待に応える= パフォーマンスの評価となる。
- その現場(今回は倉庫)の状況を観察し、置かれている、
ファイリングされている規則性を理解出来る。次回に生かせる。
また、問題点、課題を見つける事も可能となる。
つまり、内在する意図的な課題への対応力があるかの確認されている可能性もある。
少々難解であるが、知識を総動員させ、論理的思考で資料を見つけ出せるかという事を
試されている場合も少なくない。という事です。更に、これが最初に依頼された仕事となるとなおさらです。
最初に仕事を依頼される方への仕事の質には細心の注意を払って下さい。
それで、全てが決まると思って下さい。
『ない』という結論は、結果を出せなかったとしかならないので、極力使わない。
それは、自分が出来『ない』、
期待に応えられ『ない』、
能力が『ない』に直結します。
全ての評価基準は、問題解決能力の有無です。
では、実際、結果を見つけられなかった場合どうしたら良いか?
1.結論を先の述べる。
見つからなかった事を先に伝える。
2.作業プロセスを完結に述べる。
何処まで作業してのか、後、何が残って
いるのか?
3.今後の進め方を完結に述べる。
この後、考えられる事、やれる事はある
か?それとも、ギブアップするかを伝え
る。
避けるべき、対応
4.勝手にフェーズアウトする。
必要な依頼を相手は伝えてるので、そこから逃げたり、なかった事に出来ない。結構、このような対応をする方が多いが良くない。
最初の仕事は大事に扱う。
そこから発生する相手の評価は今後のスキルアップに影響する。その簡単な依頼を解決する能力がないとみなされると依頼される仕事の質、内容は下がり、使えない部下のレッテルを張られ、上下関係も変な方向に進んでいく。
サラリーマンを続けるには辛い方向になっていく。日々の積み重ねが自分の評価になっていく。
逆に、ここでプラスαを相手に提供出来れば、仕事の枠が広がり、独自性と差別化が図れるようになる。
ここで、意識しないといけないのは、
決して便利屋になる必要はない。相手の信頼を得る事に注意を払う事である。
スキルアップの根幹は、
・問題解決能力の有無
・最初の仕事は、大切に扱う事で信頼を得る