転職、就職を考えている方に、海外駐在を視野に入れたら、どういった企業があるのか、電機・電子分野にフォーカスした場合を考えてみる。( 参考: 海外駐在への近道とは )
1.電機・電子業界の動向
生産拠点の分散化: 中国依存からの脱却を目指し、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシアといった東南アジアに生産拠点を移す動きが顕著です。これは、サプライチェーンのリスク分散や、成長著しい現地の消費市場へのアクセスを目的としている傾向。
2.海外駐在の需要(電機・電子分野の会社別)30社
海外駐在比=海外駐在員/従業員数で順にソートしてみました。

出所:「海外勤務者が多い」トップ200社ランキング メーカー、商社…海外で働ける企業はここだ | 東洋経済オンライン
評価スコア、有給消化率は、Openworkより参照
・当然、名だたる企業は多く、東京に本社を置く企業が多い。しかしながら、地方都市に本社を置く企業も少なくない。
3.今後の業界動向
技術開発・研究拠点の海外設立: 最先端技術のトレンドをいち早く捉えるため、シリコンバレー(米国)やドイツ、イスラエルといった技術先進国に、R&D(研究開発)拠点を設ける企業が増えています。これは、現地の優秀なエンジニアやスタートアップ企業との連携を強化、但し、日本人駐在への足がかりとなるか不明。
商品サイクルと生産拠点:商品サイクルが比較的早い業界で生産拠点の編成も今後起こりうるため、業界の動向には注視する必要があり。
4.まとめ
1.基本、名だたる企業は多いが地方都市に本社を置いている会社もある。
2.業界がどういったもので将来的に事業の軸の方向性を詳しく調べるのが大事
3.その会社でどう貢献しながら、キャリア形成するか人生設計も踏まえてどう行動するかが鍵
補足
昨今の社会情勢、AIの台頭で各業界の不透明感が色濃くなる中で特定の会社を推奨するものではないので、最終的に自己責任のもと活動下さい。